第163回 時空モノガタリ文学賞 【 504号室 】
1 題名 ホテルの幽霊
2 作者 うたかたさん
3 投稿 18/11/23
4 書出 『「お待たせいたしました。こちらがお部屋の鍵になります」』
訪れたホテルで幽霊少女と邂逅。主人公の視点を丁寧に追うような文章に好感が持てました。
一方で、プロローグ的であるため作品の内容そのものの感想を申し上げることができず、申し訳なく思います。
段落ごとに一行あけるのは作者様の独自ルールでしょうか。
ゲームみたいでした。
フロント係から鍵を受け取る、エレベータで5階のボタンを押す、廊下を歩く、ドアに鍵を差し込む、ノブを引く、室内に目を向ける、幽霊少女が話しかけてくる……こんなに丁寧に視線を追っていると長すぎませんか。