第163回 時空モノガタリ文学賞 【 504号室 】
1 題名
天国へ続くカフェ――504号室の秘密
2 作者 文月めぐさん
3 投稿 18/12/21
4 書出 『「4」という数字がつくだけで縁起が悪いと思われてしまう。』
コンテストテーマを活かされた内容で面白かったです。
カフェの立地的にはなかなか立ち寄りづらい場所かと感じましたが、『見慣れない若い女性客』がどういった経緯でこのお店に辿り着いたのか気になるところですね。
『「見えていないんですね」』が、主人公自身(視覚障害かなにか)のことかと思って、あ、おもしろそう、と感じたのは秘密です。
しかし、この「霊的なこと突然言い残して去って行く」系女子というのは広く受け入れられるキャラクターなんでしょうか? 作品のために喋らされているような気がして、感情移入できない……