時空モノガタリ-感想録

2000字小説投稿コンテストサイトの「時空モノガタリ」でコメントした内容を記録しています。

いまのひとこと 読まねば

2019-01-02から1日間の記事一覧

第163回 時空モノガタリ文学賞 【 504号室 】

1 題名 殺し屋が住んでいる 2 作者 笹岡 拓也さん3 投稿 18/12/224 書出 『「ねぇ聞いたんだけど知ってるか?」』 文字にすると本当に馬鹿馬鹿しいとすら思える噂話に盛り上がることができるのは、子どもか酔っ払いの特権かもしれません。 小学生らしい…

第163回 時空モノガタリ文学賞 【 504号室 】

1 題名 約束 2 作者 村沢走さん3 投稿 18/12/214 書出 『「大人になったら504号室に住むんだ」と言っていた。』 懐かしさからマンションに足繁く通い、呼び鈴まで鳴らす主人公の行動力に驚かされました。 主人公と、主人公を想うヒロインと、主人公が憧…

第163回 時空モノガタリ文学賞 【 504号室 】

1 題名 504号室の君 2 作者 村沢走さん3 投稿 18/12/214 書出 『運命的な出会いを信じてはいた。』 登場人物達のセリフと、地の文の独特な言い回しが相まって、不思議な作品でした。 主人公と、主人公を想うヒロインと、主人公が恋するお嬢様、という「…

第163回 時空モノガタリ文学賞 【 504号室 】

1 題名 504号室を抜けて 2 作者 村沢走さん3 投稿 18/12/214 書出 『冬扇夏炉に、私は決別した。』 『504号室の呪縛は、もう解けていた』とありますが、何が呪縛だったのでしょうか。 →12/4に当サイトで既に取り上げた作品をちょろーっと書き換えた作品…

第163回 時空モノガタリ文学賞 【 504号室 】

1 題名 天国へ続くカフェ――504号室の秘密 2 作者 文月めぐさん3 投稿 18/12/214 書出 『「4」という数字がつくだけで縁起が悪いと思われてしまう。』 コンテストテーマを活かされた内容で面白かったです。 カフェの立地的にはなかなか立ち寄りづらい場所…

第163回 時空モノガタリ文学賞 【 504号室 】

1 題名 兄ちゃんとぼく 2 作者 naokitiさん3 投稿 18/12/204 書出 『「はあ、お腹がすいた。それに痛い、寒い」』 ひ弱であるがゆえに『兄ちゃん』に助けられ、ひとたび傷を負えば、『人間の女の子』や『大人の女の人』に助けられることでしか生きていく…