時空モノガタリ-感想録

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いまのひとこと 読まねば

第164回 時空モノガタリ文学賞 【 着地 】

1 題名 

心蛙

2 作者 荒井文法さん
3 投稿 18/12/24
4 書出 『「着地するとき、何を考えてる?」』

 

『演技前にすっ飛ばした心が帰ってくる』という感覚に、なるほど、と納得させられてしまいました。

 

 

胃がんで死去した体操競技のコーチが生前口にした『演技がうまくいったときほど、着地の瞬間にどうでもいいことを考える』、『着地かえらず、心がえる』というアドバイスをコーチの死に際して主人公が理解するというお話です。

 

本作の読後に、「そういえば『香典返し』って正式名称があるのかしら?」と感じました。