第164回 時空モノガタリ文学賞 【 着地 】
1 題名
恋は落とし穴
2 作者 浅月庵さん
3 投稿 19/01/04
4 書出 『俺の周りにはキュートな女の子がいっぱいいるので、みんなのことが好きになる。』
自己中心的に愛を探し続ける主人公。
刹那主義かつ他者の本質に興味なんてないように見える彼にとって、『菱山さん』とのエピソードもまた、すぐに忘れ去ってしまうものなのかもしれません。
そう考えると何とも寂しいお話に感じられました。
主人公の使う言葉が一貫して不快です。
そういう人物の思考を上手く描かれていらっしゃると感じました。
(気になったメモ)
◎『うわー! すっごい交通事故』
→交通、とは?
◎『二人して立ち上がると船橋はかなりのチビなので、もう俺は火山大噴火』
→チビだから噴火したんですか?