１ 題名 504号室のシベリアンハスキー２ 作者 marotchさん３ 投稿 18/12/01４ 書出 『今日も会社に行く、当たり前のルーチンに憂鬱な気持ちを抱えながらマンションの扉を開けて外に出る。』 隣人の不意の変身――フランツ・カフカの『変身』を想起させる冒頭な…

１ 題名 気球２ 作者 くまなかさん３ 投稿 18/12/01４ 書出 『極彩色というものは、青空に乗せるとそう目立っても見えない。』 面白かったです。 旅先の感動が、帰宅後のむせ返るような日常の中で色褪せてしまう。何だか共感できるお話でした。それでも、気…

１ 題名 504号室王国の王子２ 作者 繭虫さん３ 投稿 18/11/30４ 書出 『504号室王国。』 面白かったです。 児童書を一頁ずつめくるように進む巧みな話運びが、やや暗めの内容を読みやすくしてくれていると感じました。 一方で、語り部が部屋を『王国』に見立…

１ 題名 504号室２ 作者 六井 象さん３ 投稿 18/11/27４ 書出 『無断欠勤が続いていた同僚のアパートに様子を見に行くと、何もない部屋の真ん中に、枕ほどの大きさの唇がぽつんと落ちていた。』（全文） コンテストテーマとの関連が気になりました。 感想を…

１ 題名 鉄扉２ 作者 六井 象さん３ 投稿 18/11/27４ 書出 『なお、503号室の方は、この回覧板を505号室に回してください。』 タイトルとの関連が気になりました。 上述の書き出しに加えて、『（※504号室の人は剥製です。）』の一行で完結です。作品として面…

１ 題名 504号室の解２ 作者 村沢走さん３ 投稿 18/11/23４ 書出 『「最近、来客が多いわね」』 「5045室」を耳で聞いて、『504号室』と勘違いして訪れる。驚きの謎解きでした。確かに音だけ聞くとどちらかわからないこともありそうです。 その一方で、『頻…

１ 題名 504号室を抜けて２ 作者 村沢走さん３ 投稿 18/11/23４ 書出 『冬扇夏炉に、私は決別した。』 『504号室の呪縛は、もう解けていた。』とありますが、何が呪縛だったのでしょうか。 決して読みやすい文章とは思えませんでした。でも作者様はこういっ…