第165回 時空モノガタリ文学賞 【 弾ける 】
1 題名
未確認生物――弾けて、ヤツは、どこ行った
2 作者 鮎風 遊さん
3 投稿 19/02/16
4 書出 『ゴールデンウィーク間近、私はこの長い休暇をどう過ごそうかと安アパートで一人思案にふけっていました。』
予想もできない展開でした。
◎あらすじ
……主人公が元リーダーと何かを探しに渓流へ行くと、球体が浮いているのを発見する。球体は弾ける。小さな人が出現する。小さな人が去る。追いかけると空飛ぶ円盤がある。円盤の乗員のもてなしを受ける。お土産に球体をもらう。球体は弾ける。意味不明なものが出現する。会社での評価が上がる。球体は消える。『また会おうぜ!』
◎どや顔でなんじゃらってビ・ツ・ク・リ!
不動産屋さんのシリーズ物を書かれている作者様でした。
いつもでしたら時代を感じさせる文章に唸りながら読み進める印象が強いのですが、本作は、内容そのものが驚くほど理解できませんでした。引き合いに出すのも失礼かもしれませんが、かの「村沢劇場」に並ぶかもしれません。