第163回 時空モノガタリ文学賞 【 504号室 】
投稿が小康状態に入ったようです。
投稿数は23作品。(削除されてしまったものもありますが……)
ここからは中盤戦……いえ、後半戦でしょうか。(テーマが難しいかもしれません)
今のところ、各作品のテーマ(【 504号室 】)の扱い方は以下のとおり。
01.
404からは出られない
→「4」を巡るホラー。主人公が辿り着いた505号室は、実は504号室で、さらに言うと404号室だった。
02.
超予測変換
→主人公(語り部)の住む部屋。最新のアプリを使って「504号室」をテーマに小説を書いているうちに現実の事件とリンクする。
03.
被選挙権資格制度
→若者達が504号室に集まって非合法のギャンブルをしている、という設定。
04.
ワケあり物件
→いわくつきで格安な部屋。『ワケあり物件化』なんてナンセンス、と主人公が賃借する。幽霊が住んでいる。
05.
自分だけ出入りできる能力ッ!
→『504号室』という名称の異能を持つ、と自称する超能力者が登場。
06.
決めつけてかかるな
→主人公の部屋。自身は建物内の部屋番号が順不同なので、目当ての部屋を捜索中。
07.
え?・・・マジか
→何がしかの『テーマ』が『504号室』という設定。それを基に小説のネタを考える主人公。
08.
紅い秋桜
→植物状態の男性が入院する病室。主人公であり、恋仲の女性が訪問している。なお、主人公が産後に入院する部屋番号でもある。
09.
超能力青年ヨシオ
→主人公の想い人が居住する部屋番号。隣室の住人が侵入するところを目撃したため、ワープによる救助を敢行する。
10.
1008号室
→主人公が大学進学に向けたアパート探しで目星を付けていた部屋。不動産屋から504を基点として部屋番号ごとに天井の高さが倍化する各部屋を紹介される。
11.
ホテルの幽霊
→主人公が宿泊する予定のホテルの部屋番号。黒髪・白ワンピースの浮遊霊がいる。
12.
504号室王国の王子
→主人公が母・義父と暮らす部屋。語り部によって『王国』に見立てられている。
13.
気球
→主人公が母と暮らす部屋。気球の目線の高さを意識する高度。
14.
504号室のシベリアンハスキー
→主人公が暮らす部屋の隣室。『穏やかそうな男性』が住んでいたが、ある朝、シベリアン・ハスキーが二足歩行で現れる。
15.
504号室の隣人は幽霊
→主人公の暮らす部屋の隣室。『大家さんが郷丸(50)という名字』。2階建ての2階部分に位置する一室。503号室の住民に惚れた幽霊が住んでいる。
16.
奇跡の部屋
→戦時下において奇跡的に残った部屋。登場人物(姉・弟)が逃げ込み、事故が起きる。また、奇跡の象徴として地域住民の心の拠り所となっている。
17.
うさぎ小屋に名前を
→主人公が夫とともに購入したマンションの部屋。マンションは17階建。
18.
頭のおかしい腐った蜜柑
→主人公の暮らす部屋。『ーーこの10階建てマンションに各階部屋は横並びで7つ。その丁度、天地左右中心の504号室で、俺は“あの日”がくるのを待っている。』