第164回 時空モノガタリ文学賞 【 着地 】
1 題名
ワンダリング・スター
2 作者 村沢走さん
3 投稿 18/12/26
4 書出 『パジャマ姿の御姉さんが出て来た。』
『僕』はかつて『真帆途』さんと結婚の約束をした。
しかし約束から数年後、彼女のお姉さんである『久美』さんに告白することを決意し、事前に報告したところ脛を蹴られ、彼女は不登校になった。
さらに数年の月日が経ち、結婚の約束から十年目を迎えて、再び彼女達の家を訪れる。
姉は綺麗になり、妹は不登校のまま主人公を想い続けている。
そんな妹に迷惑だ、と告げて主人公は家を後にする。
『僕は、飛び上がって脛の痛みから解放された。着地は十点満点で九点位の出来だった』というのは、主人公の告白が上手くいった、ということでしょうか。
真帆、ていう漢字がお好きなんですね……(前のコンテストでもヒロイン役で登場されています)
【※追記】
主人公は告白していない(『告白は、未然です』とのこと)そうです。
作者の村沢走さんからコメントをいただきました。
どなたか、本作の解説をしてくださいませんか!?